誰に頼む?相続税を依頼する税理士3種類。

相続税専門の税理士が一番安心?

相続税を専門に行うことを売りにしている税理士が、近年増加しています。チラシや野立て看板で目にされているかもしれません。相続を依頼しようと考えているとき、最も魅力的に思えますよね。やはり、相続税申告・財産評価の経験が多いので安心感があります。経験値が高いので、細かい部分にまで目が届くはずです。しかし「相続専門」の税理士は、広域な顧客をターゲットにしていることが多く、土地の評価に必須の「現況確認」をどこまで出来るのか疑問です。

銀行が紹介する税理士とは?

銀行が税理士を紹介することも増えています。銀行の業務は広がっていて、生命保険の販売や投資信託の窓口、そして相続対策を勧めることも。預金高が多い方や、土地を多く持っている方には、積極的に相続対策の必要性を説くようです。「おつきあい」と思って資料を提供したら、財産評価をされ、相続発生時には当然のように税理士が来るというケースもあります。銀行紹介の税理士は、相続専門の税理士と同じく経験豊富ですし、不安なことも銀行の担当者に相談できるというメリットがあります。しかし、報酬が高めの傾向があります。

地元の税理士は経験に差がある?

地域に根ざした税理士は、相続専門の税理士と真逆です。地域のことをよく知っているので、土地の現況はもちろん、農地転用などにも力を持っている場合があります。しかし相続税申告の経験はさまざまです。少し前まで「相続税申告は税理士にとってのボーナス」と言われていました。年に1~2件という税理士が多いのです。しかし、税理士によっては年10件超というケースもあります。では、地元で相続の経験豊富な税理士は、どうやって探したらいいのでしょう?尋ねてみなければ正しいことは分かりませんが、一つの目安として、高齢な税理士は経験豊富なことが多いです。年数のことだけではなく、顧客が税理士と同年代のことが多いので、齢をとるにつれて相続発生率が高まるからです。さらに後継者がいる税理士なら、事務所として新しい知識ももっているので安心です。

相続を経験する機会はあまりないだけに、手続き方法などに迷うことも少なくありません。そのため、相続税の税理士に相談することをおすすめします。